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2025-08-02

「課題解決能力」をアピールする生徒は多い。
その能力が本物かを見極めるポイント

表面的なアピールを超えて真の能力を評価する方法

真の課題解決能力の5要素

増加中
探究型入試の実施大学
1. 課題の本質を見抜く力
現象と原因の区別・複数要因の関係性理解・ステークホルダー視点の認識
2. 情報収集・分析力
多様な情報源の活用・信頼性の検証・エビデンスベースの論理展開
3. 創造的思考力
既存解決策の限界理解・異分野知識の応用・独自性と実現可能性のバランス
4. 実行力・実現可能性の検討
リソース把握・障壁の認識・段階的計画・プロトタイプ作成
5. 振り返り・改善力
効果測定指標の設定・客観的評価・原因分析・継続的改善サイクル

書類審査の6つのチェックポイント

6項目
真贋を見極める評価基準
課題設定の具体性と妥当性(検証可能な形か)
調査・分析プロセスの明確な記述
解決策の具体性と根拠の提示
制約条件やリスクの認識
実証的な取り組みの有無
学びの具体的な言語化
重要
プロセスの
質を評価
注意
成果の大きさに
惑わされない

面接で本質を見極める質問例

10個
深層評価のための質問
Q1. 課題認識の深さ
最初の問題認識と本質的課題の違いは?
Q2. 分析力の確認
最も影響の大きい要因とその判断根拠は?
Q3. 創造性の評価
検討したが採用しなかった他の案は?
Q4. 実現可能性
予算無制限でも解決できない部分は?
Q5. 批判的思考
最も説得力のある反対意見は何?
失敗
学びの源として
肯定的評価
継続
大学入学後の
発展性確認
Study Valley TimeTact - 探究プロセスの可視化で真の課題解決能力を評価
データ出典: 探究型入試実施状況調査2024、高校生向け課題研究コンテスト一覧